「野菜も食べているし、ヨーグルトも食べている。なのに出ない……」 そんな頑固なお腹の張りに悩んでいませんか?
食事による腸活は大切ですが、実はそれだけでは不十分なことがあります。 なぜなら、腸そのものが凝り固まって、動けなくなっている可能性があるからです。 特にデスクワークで長時間座っていると、お腹が圧迫され、腸のぜん動運動が鈍くなります。
そこで取り入れたいのが、物理的に腸を動かす「腸もみ」です。 今回は、腸の曲がり角や出口(スイッチ)を的確に刺激し、翌朝の快調を呼ぶ「寝る前1分マッサージ」をご紹介します。 優しくなでるだけで、お腹がグルグルと鳴り始めますよ。
腸もみの基本「の」の字マッサージ
まずは腸全体の流れを良くする基本の動きです。 腸は、お腹の中で時計回りに配置されています。この流れに沿って刺激を送ります。
- 姿勢:仰向けに寝て、膝を立てます(お腹の筋肉を緩めるため)。
- 手の形:右手の上に左手を重ねます。
- 動き:おへそを中心に、時計回りに「の」の字を描くようにマッサージします。
- ポイント:自分の手でお腹を温めるようなイメージで、ゆっくり10周。
- 注意:反時計回りは逆効果なのでNGです!
溜まり場を狙い撃ち!「S状結腸」プッシュ
「便意はあるのに出ない」という場合、便の出口付近にある「S状結腸(えすじけっちょう)」で詰まっていることが多いです。 ここは腸がS字にカーブしており、最も便が溜まりやすい難所です。
- STEP1場所を探す
左の腰骨(出っ張っている骨)とおへその中間あたり。 触ると少し硬くなっている部分があれば、そこがS状結腸です。
- STEP2優しく揺らす
指の腹を揃えて、その硬い部分にあてます。 グイグイ押すのではなく、腸を優しく揺らすように、円を描いたり上下に動かしたりしてほぐします。
- STEP3流し込む
最後に、足の付け根(鼠径部)に向かって、溜まったものを流し込むように手でさすります。
最高のタイミングは「入浴後〜就寝前」
腸もみは、体が温まってリラックスしている時に行うのが最も効果的です。 お風呂上がりのポカポカしている時や、布団に入ってリラックスしている時に行いましょう。
マッサージ中にお腹が「ギュルル〜」と鳴り始めたら、腸が動き出した合図(勝利のファンファーレ)です。 そのまま安心して眠りにつきましょう。
まとめ:手当ての力
「手当て」という言葉がある通り、痛いところや不調なところに手を当てるだけで、体は癒やされます。 今日一日働いてくれた自分のお腹に、「お疲れ様」と声をかけながら優しく触れてみてください。 そのリラックス感こそが、副交感神経を高め、腸を動かす一番の薬になります。
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